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光回線の撤去工事は必要?費用相場やトラブル回避のポイントを解説!

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光回線の撤去工事は必要?費用相場やトラブル回避のポイントを解説!
※記事の内容は、メガ・エッグサービスの内容とは異なる場合があります。

引越しの日取りが決まると、荷造りや行政手続きなど、やるべきことが山積みで頭を抱えてしまうことも多いのではないでしょうか。特にインターネット回線の解約手続きは、「撤去工事が必要なの?」「高額な費用がかかるって本当?」と不安を感じやすいポイントです。
賃貸物件からの退去時に光回線の撤去工事が必要かどうかは、実はお住まいの物件や契約している回線によって大きく異なります。以前は必ず撤去が必要だったケースでも、ルールの変更によって不要になっていることも少なくありません。
この記事では、光回線の撤去工事が必要になる具体的なケースや費用の相場、そして大家さんや管理会社とスムーズに話を進めるための交渉術について解説します。無駄な出費と手間を省いて、気持ちよく新生活をスタートさせるためにお役立てください。

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光回線の撤去工事は本当に必要ですか?

「引越しの際には必ず光回線を撤去しなければならない」と思い込んでいる方も多いかもしれませんが、実はすべてのケースで工事が必要なわけではありません。むしろ最近では、条件さえ整えば撤去工事なしで退去できるケースが増えています。
まずは、どのような場合に撤去が必要となり、どのような場合に免除されるのか、基本的なルールと判断基準について見ていきましょう。

賃貸物件における原状回復のルール 

国土交通省のガイドラインにおける原状回復の定義は、「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」とされており、入居時の状態に戻すことではありません。また、ガイドラインでは、賃借人が所有するエアコン設置によって生じた壁のビス穴・跡については、通常の生活範囲内であれば原則として貸主の負担となることが明記されています。入居者が独自に設置した設備の撤去義務については、賃貸住宅標準契約書第15条において「通常の使用に伴い生じた本物件の損耗及び本物件の経年変化を除き、本物件を原状回復しなければならない」とされています。光回線の場合、入居後にご自身で工事をして引き込んだ光ファイバーケーブルや光コンセントは、原則として撤去して壁の穴などを修復する必要があります。

しかし、ここで重要なのが「大家さん(貸主)の承諾」です。もし大家さんが「次の入居者もインターネットを使うだろうから、そのままでいいですよ」と許可してくれれば、原状回復の必要はなくなり、撤去工事もしなくて済みます。これを「残置(ざんち)」と呼び、特に近年は「インターネット完備」が物件の付加価値になるため、あえて残すことを歓迎する大家さんも増えています。まずは管理会社や大家さんに確認してみることが、撤去工事回避の第一歩です。

出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

2022年7月の法改正による変化

光回線の契約に関するルールは、2022年7月に施行された電気通信事業法の改正によって大きく変わりました。この改正は消費者保護を目的としており、解約時の高額な解約金や複雑な手続きの是正が含まれています。具体的には、解約時に請求できる解約金の上限が「月額利用料相当額」まで引き下げられました。また、撤去工事に関しても消費者の負担を減らす方向で業界全体のルールが見直されています。

以前は一部の光回線事業者で「解約時には必ず撤去工事を行い、費用を支払わなければならない(撤去義務)」という契約が存在しましたが、この法改正を機に、多くの事業者で撤去工事が「原則任意」へと変更されました。つまり、入居者自身が希望しない限り、回線事業者が強制的に撤去工事を行うことは少なくなっています。
現在は多くの独自回線事業者でも撤去は任意化され、賃貸物件側の許可さえあれば、そのまま残置できるケースがほとんどです。
ただし、あくまで「回線事業者側が撤去を求めない」だけであり、大家さんが「原状回復してほしい」と言えば撤去しなければなりません。ご自身の契約内容と物件の方針、双方の確認が必要です。

撤去工事の費用はいくらかかりますか?

もし撤去工事を行うことになった場合、気になるのがその費用です。「数万円かかる」という話を聞いて不安に思っている方もいるかもしれませんが、実際には無料のケースも多く存在します。
ここでは、主要な回線ごとの撤去費用相場や、費用が発生する具体的なパターンについて解説します。

契約時期による費用の違い 

撤去費用を考える際に見落としがちなのが、「いつ契約したか」という契約時期による違いです。一部の光回線では、契約したタイミングによって撤去義務の有無や費用が大きく異なる場合があります。 
古い情報のまま「絶対に費用がかかる」と思い込んでいると、損をしてしまう可能性があります。必ず最新の契約約款や公式サイトの情報を確認するか、サポートセンターへ問い合わせて、現在のルールがどうなっているかを確認しましょう。

無料で済ませるための条件

撤去費用を無料にするための最大のポイントは、やはり「撤去工事そのものをしないこと」です。そのためには、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
1.  回線事業者が撤去を強制していないこと
    現在はほとんどの事業者で任意となっていますが、念のため解約時に「撤去は任意ですか?」と確認しましょう。
2.  大家さん・管理会社が「残置」を許可すること
    これが最も重要です。退去時の立ち会いよりも前に相談し、「光回線を残しておけば、次の入居者さんが工事なしですぐ使えますよ」とメリットを伝えて許可をもらいましょう。

また、もしどうしても撤去が必要で費用がかかる場合でも、乗り換え先の他社回線が行っている「解約金・撤去費用負担キャンペーン」を活用する方法があります。新しい回線業者が費用をキャッシュバックしてくれる制度を利用すれば、実質的な負担を0円に抑えることが可能です。

工事の流れと所要時間はどのくらいですか?

撤去工事を行うことが決まった場合、どのような手順で進めればよいのでしょうか。引越し前後は予定が詰まりがちですので、スムーズに進めるための段取りを把握しておきましょう。
ここでは、解約の申し込みから工事完了までの一般的な流れと、当日の作業内容について解説します。

解約申し込みから工事完了までの手順

撤去工事が必要な場合のスケジュールは、意外と時間がかかります。退去日の直前になって慌てないよう、余裕を持って行動することが大切です。
1.  解約の申し込み(引越しの1ヶ月前〜  )
    まずは契約している回線事業者のサポートセンターや会員サイトから解約を申し込みます。この際、「撤去工事が必要かどうか」を明確に伝え、工事の希望日を予約します。3月や4月の引越しシーズンは予約が埋まりやすいため、1ヶ月以上前の連絡が理想的です。
2.  工事日の調整
    申し込み後、担当者から折り返しの連絡があり、具体的な工事日程を決定します。撤去工事には必ず「立ち会い」が必要になるため、ご自身(または代理人)が在宅できる日時を選びましょう。
3.  撤去工事の実施
    予約した日時に業者が訪問し、作業を行います。
4.  レンタル機器の返却
    工事の際に業者が機器を回収する場合と、後日ご自身で郵送返却する場合があります。郵送の場合は、指定された期日までに忘れずに発送しましょう。

工事当日の立ち会いと作業内容

撤去工事当日は、契約者本人または家族などの代理人が立ち会う必要があります。作業員だけで部屋に入って工事をすることはできません。
作業時間は、建物の構造や配線状況にもよりますが、おおむね1時間〜2時間程度が目安です。主な作業内容は以下の通りです。
 •    部屋の中に設置されている「光コンセント」(分離型)  の撤去
 •    壁の中やエアコンダクトを通っている「光ファイバーケーブル」の引き抜き
 •    外壁に固定されているケーブルやキャビネットの取り外し
 •    ビス穴(ネジ穴)の防水処理・パテ埋め
作業中は基本的に室内にいていただければ問題ありませんが、家具の移動などをお願いされる場合があるため、コンセント周辺は片付けておくとスムーズです。特に、壁に開けた穴の処理方法については、作業完了時にしっかりと確認しておきましょう。

退去日に間に合わない場合のリスク

もし解約の連絡が遅れたり、予約が混み合っていて退去日までに撤去工事が間に合わなかったりした場合はどうなるのでしょうか。
賃貸契約上、原状回復が完了していない状態では「部屋を明け渡した」とみなされないリスクがあります。最悪の場合、工事が完了するまでの日数分の追加家賃(日割り家賃)を請求されたり、鍵の返却ができずに引越しスケジュールが狂ってしまったりする可能性があります。

万が一、工事日が退去日以降になってしまう場合は、必ず事前に管理会社へ相談してください。「鍵は先に返却し、工事の時だけ立ち会う」「管理会社の方に代理で立ち会ってもらう」といった特例を認めてもらえることもありますが、あくまで相手の好意によるものです。トラブルを避けるためにも、解約連絡は「引越しが決まったらすぐ」に行うのが鉄則です。

大家や管理会社との交渉はどうすべきですか?

ここまで解説してきた通り、撤去工事を回避して費用と手間を節約するためには、大家さんや管理会社から「光回線を残してもいい」という許可をもらうことが最大の鍵となります。
しかし、ただ「残してもいいですか?」と聞くだけでは、「ルールですから撤去してください」と断られてしまうかもしれません。相手にとってもメリットがあることを上手に伝えて、円満に許可を得るための交渉ポイントをご紹介します。

残置交渉のメリットを伝える方法

交渉の際は、ご自身の都合(費用を浮かせたい)だけでなく、大家さんにとってのメリットを強調するのがコツです。
「今使っている光回線をそのまま残しておけば、次の入居者様が工事の待ち時間なしですぐにインターネットを使えるようになります。『光回線工事済み』の物件として募集できれば、入居率アップにもつながるのではないでしょうか?」
このように提案してみましょう。特にファミリー向けの物件や、テレワーク需要が高いエリアでは、インターネット環境が整っていることは大きなアピールポイントになります。実際に、入居時に工事の予約が取れずに1ヶ月以上ネットが使えないことはよくあるため、最初から設備があることは次の入居者にとっても喜ばしいことです。

許可が出た後のトラブル防止策

無事に「撤去しなくていいですよ」と許可をもらえた場合でも、口約束だけで済ませるのは危険です。後になって担当者が変わったり、退去時の立ち会い業者が事情を知らなかったりして、「撤去されていないので費用を請求します」と言われてしまうトラブルが稀にあります。
許可を得たら、必ずメールや書面などの記録に残る形で証拠を残しておきましょう。

  • 「〇月〇日の電話でご担当の佐藤様より、光回線設備(光コンセントおよび引込線)は撤去せず、残置して退去して良いとの許可をいただきました。間違いございませんでしょうか?」

このような確認メールを一本送っておくだけでも、強力な証拠になります。退去時の立ち会いの際にも、このメールを見せればスムーズに話が進みます。

次の入居者のための配慮

光回線を残置する場合、あくまで「設備(線とコンセント)」を残すのであって、契約自体は解約しなければなりません。
最も注意すべきなのは、レンタル機器(ONUやルーター)の取り扱いです。これらは回線事業者からの借り物ですので、部屋に残していくと「未返却」とみなされ、高額な損害金を請求されてしまいます。
「設備を残す=何もかも置いていく」ではありません。光コンセントから先の機器(ONUやWi-Fiルーター)は必ず取り外し、回線事業者に返却してください。次の入居者が使うのは壁のコンセントまでです。この区別をしっかりつけておくことが、立つ鳥跡を濁さずのマナーです。

まとめ

光回線の撤去工事に関する不安は解消されましたでしょうか? 最後に、今回の記事のポイントをまとめました。

・大家さんに確認:賃貸での撤去義務は大家さんの意向次第。「残置」の許可がもらえれば、工事も費用も不要になります。
・費用の確認:回線事業者や契約時期によっては費用がかかることも 。最新の情報を確認しましょう。
・早めの行動:撤去が必要な場合、予約は1ヶ月以上前が目安。退去日に間に合わせるためにも、引越しが決まったらすぐに連絡を。

引越しはただでさえ出費がかさむタイミングです。正しい知識を持って賢く手続きを行い、浮いた費用と時間で新生活の準備を充実させましょう。
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