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「Wi-Fiルーターを設置しているが、パソコンにWi-FiのSSIDが表示されない・見つからない」という状況になると、困ったりストレスを感じたりしてしまいます。パソコンにWi-Fiが表示されないのは、ルーター側もしくはパソコン側に原因があり、原因によって対処法が異なります。
本記事では、パソコンにWi-Fiが表示されない原因を特定する方法と、具体的な対処法について紹介します。インターネットにつながらず困っている方は、本記事の内容を参考にして焦らずに対処してみてください。
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メガ・エッグ公式サイトパソコンにWi-Fiが表示されないときに最初に確認すべきこと
パソコンにWi-Fiのネットワーク識別名称である「SSID」が表示されないときは、パソコン側かWi-Fiルーター側のどちらかが原因となっています。原因となっている機器によって対処法が異なるため、まずはどちらの機器に不具合が生じているのか把握する必要があります。
ここでは、どちらに原因があるのかを調べる3つの方法を紹介します。いずれかの方法を試してみるだけでも原因となっている機器を判断できる場合があるため、手軽に行える方法から取り組んでみましょう。
個別のWi-Fiが表示されないのか、すべてのWi-Fiが表示されないのか
1つ目が、パソコンに「個別のWi-FiのSSIDが表示されないのか」「すべてのWi-FiのSSIDが表示されないのか」を調べる方法です。
通常、Wi-Fiを選択する際、対象となるWi-Fiルーターだけでなく、周辺に設置されているほかのWi-FiルーターのSSIDも表示されます。そのため、個別のWi-Fiが表示されていないのか、ほかのWi-Fiも表示されていないのかを確認しましょう。
対象となるSSIDのみ表示されない場合は、Wi-Fiルーター自体が原因で表示されていないと考えられます。一方、ほかのWi-Fiも含めてすべて表示されない場合は、パソコン側が原因である可能性が高いでしょう。
ほかのデバイスで接続できるのか
2つ目が、使っているパソコン以外のデバイスで確認する方法です。スマートフォンやタブレット、ほかのパソコンなどのデバイスで、対象となるWi-FiルーターのSSIDが表示されているか確認しましょう。
ほかのデバイスでも表示されていなければ、Wi-Fiルーター側に原因があるといえます。反対に、ほかのデバイスで表示されていれば、パソコン側に不具合が生じていると判断できます。
ほかのWi-Fi(SSID)には接続できるのか
3つ目の方法は、パソコンがほかのWi-Fiに接続できるか確認する方法です。
公共施設やカフェ、ファミレスなどでは無料Wi-Fiが提供されているため、パソコンを携帯できるのであれば持っていき、Wi-Fiにつなげるか試してみましょう。
ほかのWi-Fiにつなげられるのであれば、自宅のWi-Fiルーターが原因です。ほかのWi-Fiにもつなげない場合は、パソコン側が原因となっている可能性が高いです。
パソコンに個別のWi-Fiが表示されないときの対処法
パソコンに個別のWi-Fiが表示されない場合は、Wi-Fiルーター側に原因がある可能性が高いといえます。その際の対処法として、主に以下の6つの方法が挙げられます。
• Wi-Fiルーターに不具合が起きていないかチェックする
• Wi-Fiルーターを再起動する
• Wi-Fiルーターの設置場所を変える
• Wi-Fiルーターの設定内容を変える
• Wi-Fiルーターに接続しているデバイスの台数を減らす
• 回線障害が起きているか確認する
それぞれの方法について見ていきましょう。
Wi-Fiルーターに不具合が起きていないかチェックする
Wi-Fiルーター自体に不具合が生じているかどうかをチェックするため、まずは機器本体を確認してみましょう。
機器によって多少異なりますが、基本的にランプの色や点滅・点灯の仕方などで不具合の事象を教えてくれます。取扱説明書やWeb上の製品ページには、ランプの状態が示している不具合の内容と、「再起動する」「LANケーブルを接続し直す」などの対処法が書いてある場合が多いです。指示に従って、適切に対応すると良いでしょう。
Wi-Fiルーターを再起動する
Wi-Fiルーターの再起動によって問題が解決されるケースも珍しくありません。再起動して状態をリセットし、Wi-Fiが表示されるか試してみることをおすすめします。
本体についている電源ボタンやリセットボタンなどで再起動できるため、取扱説明書や製品ページで確認しましょう。
ボタンがない場合や、調べてもわからない場合には、コンセントから電源アダプターを抜く方法もあります。Wi-Fiルーター本体のランプが消えて電源がオフになったら1分ほど時間を置き、再度アダプターを挿し込むと再起動されます。本体が熱くなっているときには、5分ほど時間を置いて放熱すると良いでしょう。
Wi-Fiルーターの設置場所を変える
Wi-Fiルーターの設置場所が原因で、パソコンにWi-Fiが届いていないこともあります。
パソコンとWi-Fiルーターの物理的な位置が遠ければ、パソコンに電波が届かずSSIDが表示されません。たとえば、「Wi-Fiルーターを1階に置いていて、2階でパソコンを使っている」「Wi-Fiルーターを置いている部屋と、パソコンを使っている部屋が遠い」などの状況が原因だと考えられるため、同じ階や同じ部屋で試してみましょう。
また、電波に干渉する障害物がある可能性もあります。テレビの裏や棚の中にWi-Fiルーターを設置している場合には、場所を変えてみるのも効果的です。また、金属や水はWi-Fiの電波を吸収しやすいため、金属製の食器や貴金属、水槽、花瓶などは近くに置かないようにしましょう。
Wi-Fiルーターの設定内容を変える
Wi-Fiルーターの設定内容を変更すると、不具合が解消されるケースも見受けられます。そもそも初期設定が間違っている場合もあるため、まずは問題なく設定できているかを確認しましょう。
また「ANY接続拒否」や「SSIDステルス」などの設定も確認する必要があります。ANY接続拒否とは、電波の良い回線を自動で探してアクセス(ANY接続)してきたデバイスを拒否する設定で、SSIDステルスはSSIDをデバイスに表示させなくする設定です。この設定がオンになっているとパソコンにWi-Fiが表示されないため、設定を確認して必要があれば修正しましょう。
また、Wi-Fiルーターの動作を制御しているファームウェアを更新しなければならない場合もあります。自動更新される機器もありますが、手動で行わなければならない機器もあるため、取扱説明書や製品ページにて更新方法を確認しましょう。
Wi-Fiルーターに接続しているデバイスの台数を減らす
Wi-Fiルーターによっては、通信の品質を維持するために同時接続できる端末の台数に制限があるものもあります。
「自宅で利用しているから、接続台数は多くないはず」と思っていても、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット、ゲーム機、プリンターなど、確認してみると複数の端末が接続していることは珍しくありません。家族がいるなら、家族分のモバイルデバイスやゲーム機なども接続されているため、接続台数はさらに多くなるでしょう。
どのデバイスがWi-Fiに接続されているか確認し、使用していないデバイスは接続を切って接続台数を減らしてみてください。
回線障害が起きているか確認する
Wi-Fiルーターそのものの再起動や設定変更などを行っても解決できない場合には、インターネットの回線障害が起きている可能性もあります。回線事業者の設備不具合だけでなく災害でも障害が起こることがあるため、公式サイトやSNSで状況を確認しましょう。
また、回線事業者の定期メンテナンスなどで一時的に回線がつながりにくい状況になるときもあります。この場合にも公式サイトやSNSなどで情報が出ているため、メンテナンスが終了するまで待ってみるのも一案です。
パソコンにすべてのWi-Fiが表示されないときの対処法
パソコンにすべてのWi-Fiネットワークが表示されない場合は、パソコン側に原因があると考えられます。
そのときの対処法は以下の通りです。
• パソコンを再起動する
• パソコンの設定を確認・変更する
• パソコンのOSをアップデートする
• ファイアウォールを無効化する
• ネットワークアダプターを再インストールする
それぞれ詳しく解説していきます。
パソコンを再起動する
パソコン側の不具合は、再起動によって解決できるケースが少なくありません。再起動によって一部のエラーが解消されたりメモリがリフレッシュされたりするため、Wi-Fiが表示されるようになる可能性があります。
パソコン自体が熱を帯びている場合には、パソコンに負荷がかかっていることもあるため、一度電源をオフにして放熱してから起動すると良いでしょう。このとき、電源やUSBなどのアダプターをすべて外すと効率的に放熱できます。
パソコンの設定を確認・変更する
パソコンの設定によっては、Wi-Fiが表示されなくなっているかもしれません。設定を確認し、適切に変更することで解消される可能性があります。まずは、Wi-Fiの設定をオフにしていないかどうかを確認しましょう。Wi-Fiの接続ウインドウを開き、設定をチェックしてみてください。
次に、「機内モード」の設定を確認します。機内モードは、Wi-FiだけでなくBluetoothやGPSなどの無線通信を遮断する機能です。以前は飛行機に乗る際に電波を受発信する機器の使用が禁止されていたため、機内モードをオンにするとすべての電波の受発信ができなくなる仕組みになっています。
この機内モードがオンになっているとWi-Fiとの通信も遮断されてしまうため、設定を確認しましょう。
パソコンのOSをアップデートする
パソコンのOSのアップデートができておらず、パソコン内部でエラーや不具合が起きていてWi-Fiが非表示になっている可能性も視野に入れる必要があります。自動アップデートに設定していてもうまく更新できていない場合や、手動での更新を忘れている場合などが考えられます。
Windows11であれば、「スタート」を開いて「設定」の項目を開くと、左カラムに「Windows Update」があります。クリックするとアップデートの情報が記載されているため、必要があれば「ダウンロードとインストール」を選択してアップデートしましょう。
Mac OSでは、「Appleメニュー」から「システム設定」を選択し、サイドバーの「一般」をクリックして右側の「ソフトウェアアップデート」から確認可能です。下の画像は自動アップデートがオンになっている状態です。自動アップデートがオフになっていたら、修正しておきましょう。
最新のOSにアップデートすることで、Wi-Fiにも接続できるようになる可能性があります。
ファイアウォールを無効化する
「ファイアウォール」というパソコンのセキュリティ機能が原因でWi-Fiに接続できない状況もありえます。
直訳すると「防火壁」という意味を持つファイアウォールは、インターネット上でセキュリティの壁となってくれる機能です。ファイアウォールを有効にしていると、インターネットを通した外部からのアクセスを遮断し、不正アクセスやサイバー攻撃などを防げるため、パソコンを使う上で欠かせません。
そのため、ファイアウォールを無効にするとWi-Fiに接続できる可能性がありますが、同時に不正アクセスやウイルス感染などのリスクも高まるため注意が必要です。
ファイアウォールの確認は、Windows11の場合は、「コントロールパネル」にある「システムとセキュリティ」から「Windows Defender ファイアウォール」の中の「ファイアウォールの状態の確認」に進み、見てみましょう。
MacOSの場合は、「Appleメニュー」から「システム設定」を選択し、サイドバーにある「ネットワーク」の中の「ファイアウォール」を確認します。
ネットワークアダプターを再インストールする
パソコンは、デバイスとネットワークを接続する機能を持つ「ネットワークアダプター」というハードウェアを取り付けることでインターネットを利用できます。ネットワークアダプターのドライバーに不具合が生じているとWi-Fiが表示されないことがあるため、ドライバーの再インストールにより解決できるかもしれません。
Windows11では、スタートボタンを右クリックした際に表示される項目の中から「デバイス マネージャー」を選択し、「ネットワークアダプター」の左側にある「>」をクリックします。対象となるアダプターで右クリックして「デバイスのアンインストール」を選び、指示に従って進みましょう。アンインストールが完了したら、パソコンを再起動するとネットワークアダプターが再インストールされているので、改めてスタートボタンからインストールされているか確認してください。
MacOSの場合は、2016年以降のモデルに有線LANポートがないため、Windowsで言うところのネットワークアダプターは搭載されていません。
機器の買い替えや回線の乗り換えも検討してみよう
パソコンにWi-Fiが表示されないのは、Wi-Fiルーター本体またはパソコンに不具合が生じていることが原因と考えられるため、これまでに紹介してきた対処法でほとんどの場合は解決できるでしょう。
しかし、どの方法を試してみても解決されなければ、Wi-Fiルーターが故障している可能性も否定できません。まずは、メーカーや購入店に相談してみて、Wi-Fiルーター自体が壊れていないか確認してみましょう。
Wi-Fiルーターが壊れている場合には修理することも可能ですが、修理費用が高額になったり、機器自体が古すぎて修理してもまたすぐに不具合が出たりする可能性もあります。そのため、修理だけでなく買い替えもひとつの選択肢です。最新機器は回線速度や接続台数が優れているだけでなく、自分で簡単に設定できるものや、部屋のインテリアに馴染むおしゃれなデザインのものなども販売されています。
また、Wi-Fiルーターの買い替えだけでなくインターネット回線の乗り換えも検討してみましょう。自宅のインターネット環境自体を見直すことで、ストレスなくWi-Fiを利用できるようになりますよ。
まとめ
パソコンにWi-Fiが表示されないと、インターネットを使えず大きなストレスを感じるものです。すぐにオンライン会議やネットショッピングなどをしたいときだと、特に不便に感じるでしょう。原因によって対処法が異なるため、まずはWi-Fiルーターとパソコンのどちらに原因があるのか特定してから、適切な対処法を講じましょう。手始めに「ほかのデバイスで接続できるのか」「ほかのWi-Fi(SSID)には接続できるのか」などを確認することで、原因がどちらにあるのかがわかります。
Wi-Fiの非表示は、Wi-Fiルーターやパソコンの再起動で解決できることも少なくはありません。しかし、Wi-Fiルーターの設置場所や接続台数などに問題があったり、パソコンの設定が間違っていたりするケースも見られます。
再起動で解決しない場合は、本記事で紹介した対処法をひとつずつ試してみてくださいね。
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