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Wi-Fiがインターネット接続なしと表示された?原因と解決策とは

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Wi-Fiがインターネット接続なしと表示された?原因と解決策とは
※記事の内容は、メガ・エッグサービスの内容とは異なる場合があります。

Wi-Fiに接続したつもりが、「インターネット接続なし」と表示されてしまうといった、急な通信トラブルに悩まされることがあります。この状態は、「Wi-Fiの電波は届いているものの、インターネット回線に正しく接続できていない」もしくは「Wi-Fi自体に接続ができていない」ことを意味します。

考えられる原因は、スマートフォンやPCの設定ミス、ルーターの不具合、プロバイダの通信障害などさまざまです。適切な対処をすれば比較的簡単に解決できる場合も多いため、焦らず原因を見つけるのが大切です。

本記事では、「インターネット接続なし」と表示された場合に考えられる原因と具体的な解決策を詳しく解説します。Wi-Fiトラブルを落ち着いて解消し、快適にインターネットを利用しましょう。

Wi-Fiのインターネット接続なしの意味とは?

Wi-Fiに接続したはずが「インターネット接続なし」と表示されてしまうのは、Wi-Fiとの通信は確立されているものの、インターネット回線に正しく接続できていない状態を指します。また、Wi-Fi自体に接続できない場合も同じように表示されます。

この状態は、ルーターの設定ミスや通信障害、端末の不具合など、さまざまな要因によって引き起こされます。たとえば、プロバイダ側の障害、LANケーブルの抜けや断線、端末のネットワーク設定の誤りなどが考えられるでしょう。

原因を特定し、適切な対処法を実施することで、スムーズに接続を回復させることが可能です。

Wi-Fiで「インターネット接続なし」が表示される5つの原因

Wi-Fiに接続できずインターネットに繋がらない場合、おもに以下の5つの原因が考えられます。

  • スマートフォンやPCの設定ミス
  • ルーターの電波障害
  • LANケーブルの接続不良
  • プロバイダの通信障害
  • 契約の問題

それぞれの要因について詳しく解説します。

スマートフォンやPCの設定ミス・不具合

スマートフォンやPCの設定が原因で、Wi-Fiに接続できない可能性があります。たとえば、Wi-Fi機能をオンにしていなかったり機内モードがオンのままだったりでは、Wi-Fiが無効化されたままです。また、IPアドレスの設定が手動になっている場合では、適切な値が入力されていないと通信できません。

さらに、セキュリティソフトやVPNがネットワークを遮断しているケースも考えられます。機内モードやIPアドレスの自動取得に問題ないのであれば、一度セキュリティソフトの設定を見直すのもおすすめです。

ルーターの電波障害や設定ミス

ルーターが原因で「インターネット接続なし」の状態になることも。たとえば、ルーターが長時間稼働していると動作が不安定になり、インターネット接続に影響を与えることがあります。

また、電子レンジやBluetooth機器などが発する電波がWi-Fiと干渉し、通信が不安定になるケースもあるでしょう。さらに、ルーターの設定が誤っている場合も、正しくインターネットに接続できません。

そのため、ルーターの再起動や設定の見直しはもちろんのこと、電波干渉の少ない場所への移動させるのも効果的です。

LANケーブルの断線や接続ミス

LANケーブルの不具合も、見落としがちな原因のひとつです。ルーターとモデムの間のLANケーブルが緩んでいたり断線していたりすると、正常な通信が行われません。

たとえば、長期間使用しているケーブルは劣化し、通信不良を引き起こす場合があります。また、ルーターやモデムを掃除や模様替えで動かした際に、ケーブルが外れてしまっているのかもしれません。

LANケーブルがしっかり接続されているかを確認し、異常があれば新しいものに交換するのがおすすめです。

プロバイダの通信障害やメンテナンスの影響

インターネットプロバイダ側で障害が発生すると、「インターネット接続なし」と表示されることがあります。

通信設備のトラブルや定期メンテナンス時は、一時的に回線が利用できない状態となります。この場合にユーザー側でできる対策はなく、復旧を待つしかありません。通信障害が発生している場合は、プロバイダの公式情報より告知されている障害内容や復旧情報を確認しましょう。

障害が頻繁に発生する場合は、別のプロバイダへの乗り換えを検討するのもひとつの方法です。

契約状況の問題

インターネットの契約状況が原因で、接続が制限されている場合もあります。たとえば、月々の料金を支払っていないと、通信会社やプロバイダが接続を停止することがあるでしょう。

クレジットカードの有効期限切れや口座振替の失敗によって、意図せず支払いが滞るケースも考えられます。月々の支払いが正常に行われているか、未納の通知が登録したメールアドレス宛に届いていないか等をチェックしてみましょう。
通知メールが迷惑メールボックスに入っていたり、日々届くメールに埋もれてしまい気がついていないことも。万が一接続が停止された場合は、速やかに未払い分を支払い、復旧を待ちましょう。

Wi-Fiが「インターネット接続なし」となったときの具体的な解決策

「インターネット接続なし」と表示される場合、いくつかの可能性が考えられます。ここでは、原因ごとに具体的な解決策を紹介します。

端末に関連する解決策

まずはスマートフォンやPCなど端末の設定を見直すのがおすすめです。ここでは、5つのチェックポイントを紹介します。

Wi-Fi設定をオフ再度オンにする

スマートフォンやPCWi-Fi設定を一度オフにし、再度オンにすることで、通信が回復する場合があります。Wi-Fiはルーターとの接続情報を記憶しますが、通信が途切れたり設定が正しく反映されていなかったりすると、インターネットにアクセスできません。

Wi-Fiのオンオフ切り替えを行うことで、再度ルーターとの通信を確立しなおすため、そのタイミングでインターネットにつながるケースがあります。簡単な手順のため、まずは試してみるのがおすすめです。

スマートフォンの「機内モード」をオンオフに切り替える

スマートフォンの機内モードをオンにしてからオフにすることで、Wi-Fi接続がリセットされ、正常に戻ることがあります。

機内モードは、オンにするとWi-Fiやモバイルデータ通信が一時的にすべて遮断され、オフに戻すことで再接続される機能です。特に、Wi-Fiとモバイルデータ通信が競合して不安定になっている場合、この方法で解決することがあります。

設定アプリから簡単に切り替えられるため、Wi-Fiの不調を感じたらすぐに試してみると良いでしょう。

SSIDWi-Fi名)とパスワードを再入力して再接続する

Wi-FiSSIDWi-Fiネットワークの識別名)やパスワードが正しく入力されていない場合、正常に接続できません。特に、ルーターの設定を変更した後や、新しいネットワークに接続する際に発生しやすい問題です。

一度、誤ったSSIDに接続していないか確認し、接続先が誤っていなければ再度SSIDを手動で選択してパスワードを入力し直しましょう。また、登録されているネットワーク接続を一度削除し、登録しなおすのもおすすめです。

なお、パスワードを変更した場合は古い情報が端末に残っている可能性があるため、最新のパスワードが入力されているか確認し直すのもおすすめです。

「セキュリティ保護あり」と表示される場合はパスワードを再入力する

Wi-Fi接続時に「インターネット接続なし」ではなく「セキュリティ保護あり」と表示された場合、不正アクセスでないかの確認を行うため一時的に保護されている状態です。

Wi-FiSSIDを選択し、ルーターに記載されているパスワードを正しく入力して再接続してみましょう。また、パスワードが初期設定のままの場合、セキュリティ上脆弱になっている可能性が高いため、変更しておきましょう。

OS(iOSAndroidWindowsMac)のソフトウェアを最新にする

OSが古いままだと、Wi-Fiの互換性が低下し、接続が不安定になることがあります。特に、ルーターのファームウェアが最新の状態であっても、端末側が古いままだと正常に通信できないことも。

そのため、iOSAndroidWindowsMacなどのシステムアップデートを定期的に確認し、最新のバージョンに更新することが推奨されます。OSのアップデートにより、不具合の修正やセキュリティ強化が行われ、より安定したネットワーク環境を維持できるでしょう。

別の端末でWi-Fi接続を試して原因を特定する

Wi-Fiが特定の端末でのみしか使えない場合、端末側に問題がある可能性が高いです。別のスマートフォンやPCWi-Fiに接続し、インターネットにアクセスできるかを確認しましょう。

ほかの端末で問題なく通信できる場合は、接続できない端末のネットワーク設定を見直したり、Wi-Fi設定を削除して再設定したりすることで解決できる可能性が高いです。逆に、すべての端末で「インターネット接続なし」と表示される場合は、ルーターや回線自体のトラブルを疑う必要があります。

ルーターに関連する解決策

端末側に問題がなかった場合、ルーターが原因である可能性があります。ここでは、ルーターに関連するチェックポイントを8つ紹介します。

ルーターを再起動してみる(電源をオフ→1分待って再起動)

ルーターの再起動は、ネットワークの一時的なエラーを解消する基本的な方法のひとつです。ルーターの電源をオフにし、1分ほど待ってから再度オンにすることで、内部のキャッシュがクリアされ接続が回復することがあります。

特に、長時間稼働しているとルーターが熱を持ち、動作が不安定になる場合もあるため、定期的に再起動してみましょう。再起動後も接続が回復しない場合は、ほかの方法を試してみてください。

ルーターとモデムの接続が正しく行われているかを見直す

ルーターやモデムが正しく接続されていないと、インターネットに接続できません。LANケーブルがしっかりと挿し込まれているか、または破損していないかを確認しましょう。

特に、ルーターのWANポートが正しく接続されているかは重要なポイントです。また、モデムの電源を入れ直し、ルーターとの通信が正常に行われているかも確認してください。

接続が正しいにもかかわらずインターネットに接続できない場合は、プロバイダ側の障害も考えられます。

ルーターやモデムのランプの状態を確認する

ルーターやモデムのランプ表示は、ネットワークの状態を判断する重要なポイントです。通常、正常に動作している場合は「インターネット」や「WAN」ランプが点灯または点滅しています。

一方で、ランプが消灯している場合は接続が確立されていない可能性が高いです。また、ランプが異常に点滅している場合は、通信が不安定になっているか、プロバイダ側で障害が発生している可能性があるため、公式サイトやSNSに障害情報が発信されていないか確認してみましょう。

ルーターを電波の届きやすい位置に置く

Wi-Fiの電波は障害物によって影響を受けるため、ルーターの設置場所が通信の安定性に大きく関わります。特に、壁や家具の近く、床に置いていると電波が弱くなりやすいです。

ルーターはできるだけ家の中心に設置し、高い位置に置くことで電波の届きやすさが向上します。また、電子レンジやBluetooth機器といった電波を発する機器の近くを避けることで、干渉を防ぎより安定した接続を確保できます。

周波数帯を2.4GHz→5GHzに変更、またはその逆に切り替える

Wi-Fiの周波数帯には2.4GHz5GHzがあり、それぞれ特徴が異なります。2.4GHzは障害物に強く広範囲に届きますが、電子レンジなどの家電と干渉しやすく、速度が遅くなりやすいです。

一方、5GHzは通信速度が速く混雑しにくいですが、壁などの障害物に弱いため、遠くまで届きにくいという特性があります。接続が不安定な場合、Wi-Fiの接続先設定から周波数を切り替えることで、改善することがあるでしょう。

ルーターのファームウェア(ソフトウェア)を最新バージョンにする

ルーターのファームウェアは、定期的に更新することでセキュリティの強化や通信の安定性向上が期待できます。古いバージョンのまま使用していると、最新の通信環境に対応できず、接続が不安定になることも。

ルーターの管理画面にアクセスし、メーカーが提供する最新のファームウェアを確認した上で、アップデートを行いましょう。アップデート後はルーターを再起動し、設定が正常に適用されているかも確認してください。

ルーターを初期化する

ルーターの設定が正しく適用されていない場合、初期化すれば問題が解決する可能性があります。ルーターには通常「リセットボタン」があり、長押しすることで工場出荷時の設定に戻せます。

ただし、初期化するとWi-FiSSIDやパスワード、接続設定などもリセットされるため再設定が必要です。初期化後、インターネットに接続できるか確認し、必要に応じてプロバイダの設定情報を再入力しましょう。

ルーターが古い場合は最新モデルに買い替える(45年が寿命)

ルーターの寿命は一般的に45年とされており、古い機種では通信速度が低下し、セキュリティ面でのリスクが高まります。

また、使用しているルーターが新しいWi-Fi規格に対応していない場合、対応済みのルーターに買い替えることでより高速で安定した通信が可能です。最新のルーターは、複数の端末が同時に接続しても速度低下しにくい機能を備えているため、オンラインゲームや動画視聴などを快適に行えるでしょう。

現在のルーターが古い場合は、買い替えを検討するのもおすすめです。

LANケーブルに関連する解決策

Wi-Fiの接続不良が続く場合、LANケーブルの状態を確認するのも重要です。ケーブルの接続ミスや断線が原因でインターネットに接続できないケースもあるため、ここで紹介するような適切な対処法を実施しましょう。

LANケーブルが抜けていないかをチェックする(カチッと奥まで挿す)

LANケーブルがしっかりと挿し込まれているかを確認しましょう。接続が緩んでいると、インターネットに接続できなかったり、通信が不安定になったりすることがあります。

特に、ルーターやモデムを掃除した際や移動させた際に、ケーブルが緩んでしまうケースもあります。LANケーブルを奥までしっかり挿し込み、「カチッ」と音がすることを確認しましょう。

また、ケーブルの抜き挿しによって改善する場合もあるため、一度外してから再接続してみるのも効果的です。

別のLANケーブルに交換して正常に動作するか確認する

LANケーブルが物理的に損傷していると、正常に通信できなくなります。特に、ケーブルが折れ曲がっていたり内部の配線が断線していたりすると、インターネットに接続できなくなることがあります。

ケーブルの不備を見つけたら、別のLANケーブルに交換しましょう。また、LANケーブルのカテゴリー(Cat5eCat6など)が古い場合、通信速度に影響を与える可能性があるため、より高速な通信に対応したケーブルへの交換もおすすめです。

プロバイダに関連する解決策

ルーターやLANケーブルに問題がない場合、プロバイダ側で通信障害が発生している可能性があります。以下の方法でプロバイダの状況を確認し、適切な対処を行いましょう。

プロバイダの公式サイト・SNSで障害情報をチェックする

まず、プロバイダの公式サイトやSNSで障害情報を確認しましょう。多くのプロバイダは、X(旧Twitter)のようなSNSでリアルタイムに障害情報を発信しているため、最新状況を把握できます。

また、地域や時間帯による影響も考えられるため、ほかのユーザーの報告も参考にするのがおすすめです。障害が発生している場合は復旧を待つしかないため、公式発表より伝えられる復旧完了の告知を待ちましょう。

プロバイダを乗り換えて、より安定した回線に変更する

いくつかの対策を講じたが回線が不安定な場合は、現在契約しているプロバイダの品質に問題がある場合もあります。

このような場合、より安定したプロバイダへの乗り換えを検討するのも有効な対策です。乗り換えの際は、回線の安定性やサポート体制、口コミなどを比較し、信頼できるプロバイダを選びましょう。

まとめ

Wi-Fiが「インターネット接続なし」と表示された場合、いくつかの原因が考えられます。よくあるのが端末の設定ミスやルーターの不具合、LANケーブルの接続不良、などです。
まずは、端末の設定見直しやルーターの再起動、LANケーブルの確認などを一つひとつ行い、消去法で進めていきましょう。それでも解決しない場合は、必要に応じて回線の乗り換えを検討するのも手段のひとつです。
落ち着いて対処して、インターネット接続が回復できるのを願っています。

もしも回線の乗り換えを検討されることとなりましたら、中国地方在住の方は、メガ・エッグがおすすめです。
メガ・エッグの光回線では自社回線サービスの提供があり、通信速度が安定しています。
プロバイダと通信回線サービスが一体化なので、契約先はメガ・エッグだけになります。

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