1. メガ・エッグ トップ
  2. コラム
  3. ゲームの回線速度の目安は?ラグを解消して快適に遊ぶ方法を解説!

ゲームの回線速度の目安は?ラグを解消して快適に遊ぶ方法を解説!

  • ゲーム
  • 光回線
  • 通信速度
ゲームの回線速度の目安は?ラグを解消して快適に遊ぶ方法を解説!
※記事の内容は、メガ・エッグサービスの内容とは異なる場合があります。

オンラインゲームをプレイしていると、「キャラクターが瞬間移動する」「弾が当たらない」といったラグ(遅延)に悩まされた経験はありませんか。その原因は、お使いのインターネット回線の速度にあるかもしれません。特に、一瞬の判断が勝敗を分けるFPS(一人称視点のシューティングゲーム)や格闘ゲームでは、回線環境が非常に重要です。
この記事では、オンラインゲームを快適に楽しむために必要な回線速度の目安から、速度が遅くなる原因、そして今日からすぐに試せる具体的な改善策まで、わかりやすく解説していきます。自分のインターネット環境を見直して、ストレスのない快適なゲームライフを手に入れましょう。

中国地方のインターネットならお任せ!

メガ・エッグ公式サイト
メガ・エッグ(MEGA EGG) 公式サイト

オンラインゲームを快適に遊ぶための回線速度とPing値の目安

オンラインゲームを快適にプレイするためには、「回線速度」と「Ping値」という2つの指標が重要になります。これらはそれぞれ異なる役割を持っており、どちらか一方だけが速くても快適な環境は実現できません。

最低でも30Mbps、FPSなら70Mbps以上を目指そう

回線速度は、1秒間に送受信できるデータ量を表し、「bps」という単位で示されます。この数値が大きいほど、大容量のデータを短時間でやり取りできます。回線速度には「下り(ダウンロード)」と「上り(アップロード)」の2種類があります。
•    下り速度: サーバーからデータを受信する速さ。ゲームのダウンロードやアップデート、他のプレイヤーの動きの受信に関わります。
•    上り速度: データをサーバーに送信する速さ。自分のキャラクターの操作情報を送る際に使われます。
オンラインゲームでは、特に多くのデータを受信する必要があるため、「下り速度」が重要です。一般的なオンラインゲームであれば30Mbps以上の速度があれば問題なくプレイできますが、動きの激しいFPSやバトルロイヤル系のゲームでは、70Mbpsから100Mbps程度の速度があると、より安心してプレイに集中できます。

勝敗を分けるPing値は15ms以下が理想

Ping値とは、コントローラーでボタンを押してから、その操作がサーバーに届いてゲーム内に反映されるまでの「応答速度」を表す数値です。単位は「ms(ミリ秒)」で、この数値が小さいほどラグが少ないことを意味します。
いくら回線速度(Mbps)が速くても、Ping値が高いと操作に遅延が発生し、「敵に照準を合わせたはずなのに当たらない」といった不利な状況に陥りやすくなります。一般的なゲームでは50ms以下であればプレイ可能ですが、シビアな操作が求められるFPSや格闘ゲームでは、15ms以下の非常に低い数値が理想的です。

ゲームのジャンルごとに必要な速度は違う

プレイするゲームのジャンルによって、求められる回線速度やPing値は異なります。自分がよく遊ぶゲームに合わせて、どのくらいのスペックが必要なのか確認してみましょう。

ゲームジャンル

推奨される下り速度の目安

推奨されるPing値の目安

FPS/TPS(三人称視点のシューティングゲーム)

70Mbps以上

15ms以下

格闘ゲーム

50Mbps以上

15ms以下

RPG/MMORPG

30Mbps以上

50ms以下

パズル・シミュレーション

30Mbps以上

100ms以下

特にFPSや格闘ゲームは、他のジャンルに比べて高速・高応答の回線が求められることがわかります。

今すぐできる!ゲーム回線の速度を測定する方法

現在のインターネット環境が、オンラインゲームに適しているかを確認するために、まずは回線速度を測定してみましょう。使用しているデバイスごとに測定方法が異なります。

パソコンやスマホでの測定方法

パソコンやスマートフォンの場合、ウェブサイト上で簡単に回線速度を測定できます。Googleで「スピードテスト」と検索すると表示される「インターネット速度テスト」や、「Speedtest by Ookla」、「Fast.com」といったサイトが有名です。これらのサイトにアクセスし、測定ボタンをクリックするだけで、「下り速度」「上り速度」「Ping値」などを手軽に確認できます。

PS5/PS4での測定方法

『PlayStation5』や『PlayStation4』では、本体の機能を使って回線速度を確認できます。
ホーム画面から「設定」を選び、「ネットワーク」へ進みます。その後、「インターネット接続を診断する」を選択すると、通信速度(ダウンロード・アップロード)の測定が開始されます。ただし、この方法ではPing値を測定することはできません。

Nintendo Switchでの測定方法

『Nintendo Switch』でも本体設定から接続テストが行えます。
HOMEメニューの「設定」から「インターネット」を選び、「接続テスト」を実行すると、現在のダウンロード速度とアップロード速度の目安が表示されます。『PlayStation』と同様に、このテストではPing値を確認することはできません。

なぜ?ゲームの回線速度が遅くなる主な原因 

回線速度が思うように出ない場合、いくつかの原因が考えられます。一つずつ確認して、問題の箇所を特定しましょう。

インターネット回線そのものに問題がある

契約しているインターネット回線自体が、オンラインゲームに適していない可能性があります。特に、モバイルWi-Fiやホームルーターは、光回線に比べて通信が不安定になりやすく、Ping値も高くなる傾向があります。また、ADSL回線は現在のゲームが要求するスペックには不十分です。

ルーターやLANケーブルなど接続機器が古い

高速な光回線を契約していても、Wi-FiルーターやLANケーブルといった周辺機器の規格が古いと、その性能を最大限に引き出すことができません。数年前に購入したルーターや、何の気なしに使っているLANケーブルが、速度低下のボトルネックになっているケースは少なくありません。

パソコンやゲーム機本体のスペック不足

インターネット環境ではなく、ゲームをプレイしているパソコンやゲーム機本体の処理能力が不足している場合も、動作が遅く感じることがあります。CPUやメモリ、グラフィックボードの性能が、ゲームの推奨スペックを満たしているか確認することも重要です。

利用者が多い時間帯で回線が混雑している

夜間(20時~24時頃)など、多くの人がインターネットを利用する時間帯は、回線が混雑して速度が低下しやすくなります。特定の時間帯だけラグを感じる場合は、この回線混雑が原因である可能性が高いです。

今日から試せる!ゲームの回線速度を改善する8つの方法

ゲームの回線速度に問題がある場合、多くは設定の見直しや機器の交換で解決できます。ここでは、手軽に試せる方法から本格的な対策まで、8つのステップを順番に紹介します。

まずは基本!ルーターや端末を再起動する

最も簡単で効果が期待できる方法が、Wi-Fiルーターとゲーム機の再起動です。長時間稼働し続けることで内部に熱がこもったり、メモリ不足による処理の遅延が発生したりすることがあります。ルーターの電源を一度切り、数分待ってから再起動し、続いて『PS5』や『Nintendo Switch』などのゲーム機も再起動してみましょう。これだけで通信が安定することは珍しくありません。

最も効果的!Wi-Fiから有線接続に切り替える

オンラインゲームを快適に遊ぶなら、有線接続は必須とも言える改善策です。Wi-Fiは電波の干渉や障害物の影響で通信が不安定になりやすい一方、LANケーブルによる有線接続は安定した速度とPing値を実現できます。特にFPSや格闘ゲームなど、一瞬の遅延が勝敗を分けるジャンルでは、有線接続に切り替えるだけで劇的に改善されることがあります。

LANケーブルの規格を「CAT6」以上にする

有線接続を利用する場合、LANケーブルの規格も重要です。古い「CAT5」や「CAT5e」では、ギガビット回線の性能を十分に引き出せません。「CAT6」以上の規格に対応したケーブルを使用することで、より高速で安定した通信が可能になります。ケーブルに印字されている規格を確認し、必要に応じて交換しましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を見直す

Wi-Fi接続を利用する場合は、ルーターの設置場所が通信品質に大きく影響します。理想的な設置場所は、家の中心付近で床から1〜2mの高さがある開けた場所です。ゲーム機とルーターの間に壁や家具などの障害物がある場合は、できるだけ直線距離で電波が届くよう配置を工夫してみてください。

Wi-Fiの周波数帯を5GHz帯に変更する

多くの現代的なWi-Fiルーターは、「2.4GHz」と「5GHz」の2つの周波数帯に対応しています。ゲームには、電波干渉が少なく高速通信が可能な「5GHz」帯の利用がおすすめです。ただし、5GHz帯は障害物に弱いため、ルーターとゲーム機が近い場所にある場合に限って効果的です。

古いルーターを最新モデルに買い替える

数年前に購入したWi-Fiルーターを使用している場合は、最新の通信規格に対応したモデルへの買い替えを検討しましょう。Wi-Fi 7に対応したルーターは、従来の規格と比較して大幅な速度向上と安定性の改善が期待できます。特に複数のデバイスを同時に接続する環境では、その効果を実感しやすいでしょう。
ただし、最新のWi-Fi 7対応ルーターは高価なため、購入をためらう方も多いかもしれません。そんな場合は、プロバイダが提供するルーターのレンタルサービスを検討してみてください。レンタルなら初期費用を大幅に抑えられるうえ、故障時のサポートにも対応してもらえます。
また、レンタルなら最新の性能を手軽に利用できるのも大きなメリットと言えるでしょう。

通信を安定させるゲーミングルーターを導入する

本格的にオンラインゲームを楽しみたい場合は、ゲーミング専用に設計されたルーターの導入も選択肢の一つです。ゲーミングルーターには、ゲーム通信を優先的に処理する「QoS(Quality of Service)」機能や、通信の遅延を最小限に抑える技術が搭載されています。投資額は大きくなりますが、競技性の高いゲームでは大きなアドバンテージとなります。

最終手段として光回線自体を見直す

これまでの方法を試しても改善されない場合は、契約している光回線やプロバイダ自体に問題がある可能性があります。特に集合住宅で多くの住民が同じ回線を共有している場合や、契約プランの速度が不十分な場合は、より高速なプランや別の回線事業者への乗り換えを検討しましょう。ゲーム用途であれば、独自回線を持つ事業者の方が混雑時も安定した速度を維持しやすい傾向があります。

まとめ

オンラインゲームを快適に楽しむためには、適切な回線速度とPing値の確保が不可欠です。FPSや格闘ゲームでは70Mbps以上の速度と15ms以下のPing値が理想的ですが、まずは現在の通信環境を測定し、問題点を特定することから始めましょう。
多くの場合、ルーターの再起動や有線接続への切り替え、LANケーブルの規格アップグレードといった基本的な対策で大幅な改善が期待できます。それでも満足できない場合は、最新のWi-Fi 7対応ルーターやゲーミングルーターの導入を検討してください。Wi-Fi 7は従来比約4.8倍の通信速度を実現し、複数デバイスの同時接続でも安定したパフォーマンスを提供します。

根本的な解決を目指すなら、信頼性の高い光回線サービスの見直しも重要です。中国地方にお住まいの方であれば、自社回線による安定した通信を提供しているメガ・エッグがおすすめです。混雑時間帯でも速度が低下しにくく、最大通信速度概ね10Gbpsの光回線を中国地方5県に提供しています。
また、Wi-Fi 7対応ルーターのレンタルサービスも利用でき、auやUQモバイルとのセット割で通信費を抑えながら、最高レベルのゲーミング環境を構築できます。詳しくは公式サイトをご確認ください。