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光回線は新築時に!工事の種類や失敗しないための準備と選び方を解説します

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光回線は新築時に!工事の種類や失敗しないための準備と選び方を解説します
※記事の内容は、メガ・エッグサービスの内容とは異なる場合があります。

新築の家づくりでは、間取りや内装など、夢が膨らむ一方で、電気やガスと並行して考えなければならないのがインターネット環境です。特に「光回線」は、一度導入すると長く使うものだからこそ、失敗したくないと考えるのは当然です。

この記事では、新築のタイミングで光回線を導入するための最適なタイミングから、工事の種類、失敗しないための選び方まで、分かりやすく解説します。事前にポイントを押さえて、新居での快適なインターネットライフをスムーズに実現しましょう。

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新築で光回線はいつ申し込むべき?最適なタイミング

新築で光回線を導入する際、最も重要なのが「申し込みのタイミング」です。後回しにすると、入居後すぐにインターネットが使えないという事態になりかねません。快適な新生活をスタートさせるためにも、最適な時期を把握しておきましょう。

建築計画と同時に検討開始が理想

最も理想的なのは、住宅の建築計画を立てる段階で、光回線の導入も並行して検討を始めることです。
この段階であれば、ハウスメーカーや工務店の設計担当者と相談しながら、Wi-Fiルーターの最適な設置場所や、各部屋への有線LAN配線など、住宅の設計に組み込めます。壁の中に配管を通す「先行配管」を行えば、見た目がすっきりするだけでなく、将来的なメンテナンスも容易になります。
家づくりの初期段階でインターネット環境を計画に含めることが、後悔しないための最大のポイントです。

遅くとも入居2~3ヶ月前には手続きを

具体的な建築計画と同時に検討できなかった場合でも、遅くとも入居予定日の2~3ヶ月前には光回線サービスの申し込みを済ませておきましょう。
光回線の開通までには、「申し込み→現地調査→工事日の調整→開通工事」といったステップがあり、一般的に1~2ヶ月程度の期間が必要です。特に、新築戸建ての場合は電柱から光ファイバーケーブルを引き込む工事が必要になるため、さらに時間がかかることもあります。

また、3月~4月の引っ越しシーズンは申し込みが集中し、工事の予約が取りにくくなる傾向があります。余裕を持ったスケジュールで手続きを進めることが、入居日に確実にインターネットを開通させる鍵となります。

入居後の申し込みは工事が遅れる可能性

「入居してから申し込めばいいや」と考えていると、注意が必要です。入居後に申し込むと、そこから開通まで1ヶ月以上待たされるケースも少なくありません。
その間、スマートフォンでのテザリングやモバイルWi-Fiルーターでしのぐこともできますが、通信量が限られていたり、速度が不安定だったりすることも多いです。動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークなどを快適に行うのは難しいでしょう。
新生活のスタートで余計なストレスを抱えないためにも、必ず入居前に申し込みを完了させましょう。

新築の光回線工事の種類と流れ

光回線の工事と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。しかし、事前に流れや工事内容を把握しておけば、安心して当日を迎えられます。ここでは、新築における光回線工事の基本的な流れと、建物の種類に応じた工事のポイントを解説します。

光回線引き込み工事の基本的な流れ

新築で光回線を導入する際の工事は、大きく分けて「屋外工事」と「宅内工事」の2つです。まず、利用したい光回線サービスに申し込み、事業者側での現地調査(必要な場合)を経て工事日を調整します。工事当日は、最寄りの電柱から光ファイバーケーブルを建物の外壁まで引き込む「屋外工事」を行います。次に、そのケーブルを宅内に引き込み、光コンセントという専用のコンセントを設置する「宅内工事」を実施します。最後に、光コンセントにONU(光回線終端装置)という機器を接続し、設定が完了すればインターネットが利用可能になります。

新築戸建ての光回線工事:3つのケース

新築戸建ての場合、光ファイバーケーブルをどのように宅内に引き込むかによって、工事の内容が異なります。

引き込みケース

工事内容

メリット・デメリット

ケース1:電柱から直接壁に引き込む

電柱からケーブルを伸ばし、外壁に固定して穴を開け、宅内に引き込む最も一般的な方法です。

メリット:多くの住宅で対応可能。

デメリット:外壁にケーブルが露出する。穴あけが必要。

ケース2:事前に設置した配管を利用する

建築時にあらかじめ設置しておいた配管(PF管など)を通して、ケーブルを引き込みます。

メリット:外壁や室内にケーブルが露出せず、見た目がすっきりする。

デメリット:建築時に配管工事が必要。

ケース3:地下から引き込む

電線類を地中化したエリアなどで、地下からケーブルを引き込みます。

メリット:電柱がなく景観が良い。デメリット:対応エリアが限られる。工事が大掛かりになる場合がある。

どの方法で引き込むかは、建物の状況や周辺環境によって決まります。ハウスメーカーや工務店と事前に相談しておくことが重要です。

新築マンションの光回線工事:確認ポイント

新築マンションの場合、すでに共用部まで光回線が引き込まれていることがほとんどです。そのため、工事は各戸までの配線が中心となり、戸建てより簡単なケースが多いです。ただし、確認すべき点がいくつかあります。まずは、そのマンションで利用できる光回線サービスが指定されていないか、管理会社やオーナーに確認しましょう。建物全体で特定のサービスを一括契約している場合があります。また、共用部から各部屋までの配線方式がどうなっているかもポイントです。すでに光コンセントが設置されていれば、簡単な接続作業だけで開通できます。

工事の立ち会いは必要?所要時間は?

光回線の開通工事には、契約者本人または代理人(家族など)の立ち会いが必要です。これは、作業員が宅内に入って作業を行うため、また、壁の穴あけ位置や光コンセントの設置場所などを相談しながら決めるためです。工事の所要時間は、建物の状況によって異なりますが、一般的に1~2時間程度を見ておくとよいでしょう。屋外工事と宅内工事を別日に行う場合は、それぞれで立ち会いが必要になることもあります。当日はスムーズに作業が進むよう、設置希望場所の周辺を片付けておくと親切です。

新築で光回線を選ぶ際の重要ポイント

数多くの光回線サービスの中から、自分のライフスタイルや新居に最適なものを選ぶには、いくつかのポイントを押さえて比較検討することが大切です。ここでは、後悔しないための5つの重要ポイントを解説します。

提供エリアと回線速度を確認する

まず最も基本的なこととして、検討している光回線サービスが新居の住所で提供されているかを確認する必要があります。各事業者の公式サイトで簡単にエリア検索ができます。次に重要なのが回線速度です。一般的に「最大1Gbps」のように表記されていますが、これは理論上の最大値です。家族みんなで動画視聴やオンラインゲーム、リモートワークなどを同時に行うなら、安定して高速通信が可能な1Gbps以上のプランがおすすめです。

月額料金と初期費用を比較検討する

毎月支払う月額料金は、光回線選びの重要な要素です。料金プランは戸建てタイプとマンションタイプで異なることが一般的です。月額料金だけでなく、契約時にかかる初期費用(契約事務手数料や工事費)も忘れずに確認しましょう。工事費はキャンペーンで実質無料になることも多いため、トータルコストで比較することが賢い選び方です。スマートフォンのキャリアと合わせると割引が適用される「セット割」も、通信費全体を抑える上で大きなポイントになります。

契約期間と解約違約金を把握する

多くの光回線サービスには、2年や3年といった契約期間の縛りがあります。この期間内に解約すると、解約違約金が発生することが一般的です。すぐに解約する可能性は低いかもしれませんが、万が一の転勤などに備え、契約期間の長さと、もし途中で解約した場合にいくら費用がかかるのかを事前に把握しておきましょう。契約期間の縛りがないプランもありますが、その分月額料金が割高になる傾向があります。

キャンペーンや特典内容をチェックする

光回線事業者は、新規契約者を対象に様々なキャンペーンを実施しています。現金などが還元されるキャッシュバック、月々の料金から工事費相当額が割引される工事費実質無料、高性能なWi-Fiルーターの無料レンタルなど、内容は多岐にわたります。これらのキャンペーンをうまく活用することで、初期費用や月々の負担を大幅に軽減できます。ただし、適用には条件がある場合が多いので、内容はしっかり確認しましょう。

サポート体制の充実度も確認する

インターネットにトラブルはつきものです。「急に繋がらなくなった」「設定方法が分からない」といった時に、迅速で丁寧なサポートを受けられるかは非常に重要です。電話サポートの受付時間や、チャット、訪問サポートの有無など、サポート体制が充実しているかを確認しておくと、いざという時に安心です。特にインターネットの専門知識に自信がない方は、サポートの手厚さを重視して選ぶことをおすすめします。

新築戸建てにおける光回線の配線計画

新築戸建ての大きなメリットは、インターネットの配線を自由に計画できることです。家が完成してからでは変更が難しい部分なので、設計段階でしっかりと検討し、快適な通信環境の土台を作りましょう。

Wi-Fiルーターの最適な設置場所

家中のどこにいても快適にWi-Fiを利用するためには、Wi-Fiルーターの設置場所が非常に重要です。電波はルーターを中心に球状に広がるため、家の中心付近で、床から1~2mの高さがあり、周りに障害物が少ない開けた場所に設置するのが理想的です。水槽や金属製の棚などは電波を遮りやすいので避けましょう。リビングのテレビボード周辺や、階段ホールなどが候補になりやすいです。

有線LAN配線の必要性を検討する

Wi-Fiは非常に便利ですが、通信の安定性や速度を最優先したい場合は、有線LAN接続が最も確実です。リモートワークでWeb会議を行う書斎や、オンラインゲームをする子ども部屋、高画質な動画を観るリビングのテレビ周りなどには、壁にLANポート(LANコンセント)を設置することを検討しましょう。各部屋まで壁の中にLANケーブルを通しておけば、床にケーブルが散らかることなく、すっきりとした見た目を保てます。

将来的な拡張性も考慮した配管

現在は使わない部屋でも、将来的に子ども部屋や書斎として使う可能性があるなら、あらかじめLANケーブルを通すための空の配管(CD管)だけでも設置しておくことをおすすめします。後から壁の中に配線を通すのは大掛かりな工事になり費用もかさみますが、配管さえあれば、必要になった時に簡単にLANケーブルを通すことができます。将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる、賢い備えと言えるでしょう。

新築で光回線を導入するメリット

新築という絶好の機会に光回線を導入することには、多くのメリットがあります。快適な暮らしを実現するだけでなく、住宅そのものの価値にも影響を与える可能性があります。

高速で安定した通信環境が手に入る

最大のメリットは、何といっても高速で安定した通信環境を実現できることです。光ファイバーケーブルを利用する光回線は、従来のADSL回線やモバイル回線と比較して、通信速度が速く、外部のノイズにも強いという特徴があります。家族が同時に動画を観たり、オンラインゲームをしたり、ビデオ会議に参加したりしても、通信が遅くなったり途切れたりするストレスが少なく、快適なインターネットライフを送れます。

住宅の資産価値向上に繋がる可能性

現代の住宅において、快適なインターネット環境は必須のインフラとなりつつあります。新築時に光回線が導入され、各部屋へのLAN配線などが整っている住宅は、将来的に売却や賃貸に出す際に、大きなアピールポイントとなる可能性があります。これは、入居者がすぐに快適なネット環境を利用できるという付加価値があるためです。住宅の資産価値を維持、向上させる一つの要素となり得ます。

ライフスタイルに合わせた回線を選べる

賃貸住宅の場合、導入できる回線が限定されていることが少なくありません。しかし、新築戸建てであれば、提供エリア内であれば基本的にどの事業者の光回線でも自由に選ぶことができます。通信速度を最優先するのか、月額料金の安さを重視するのか、あるいは利用中のスマートフォンとのセット割を適用させるのか。自身のライフスタイルや価値観に最も合ったサービスを、豊富な選択肢の中から選べるのは大きなメリットです。

新築で光回線を導入する際の注意点とデメリット

多くのメリットがある一方で、新築で光回線を導入する際には知っておくべき注意点やデメリットも存在します。事前に把握し、対策を考えておくことで、トラブルを未然に防ぎましょう。

工事費用や月額料金が発生する

光回線の導入には、初期費用として工事費や契約事務手数料がかかります。また、開通後は毎月数千円の月額料金が発生します。家計全体の支出を考える上で、これらの通信費は継続的なコストとなることを念頭に置く必要があります。ただし、前述の通り、キャンペーンなどを利用すれば初期費用を抑えることは可能です。

開通までに時間がかかる場合がある

申し込みから開通までには、通常1~2ヶ月程度の時間がかかります。特に新築エリアでは、住所情報がNTTなどのデータベースに登録されておらず、その登録手続きから始める必要があるため、通常よりさらに時間がかかるケースもあります。入居後すぐにインターネットが使えないという事態を避けるためにも、とにかく早めに手続きを開始することが重要です。

建物の構造によっては工事が難しいことも

非常に稀なケースですが、建物の構造や立地条件によっては、光ファイバーケーブルの引き込みが物理的に難しい場合があります。例えば、引き込みたい壁の内部に断熱材が特殊な形で入っている、あるいは電柱との間に障害物がある、といったケースです。このような事態を避けるためにも、建築の早い段階でハウスメーカーや工務店に光回線を導入したい旨を伝え、引き込みルートなどを相談しておくことが望ましいです。

ハウスメーカーとの連携が不可欠

新築時の光回線導入を成功させる最も重要な鍵は、ハウスメーカーや工務店との密な連携です。特に、壁内への先行配管やLANポートの設置を希望する場合は、設計段階での打ち合わせが必須です。どの回線を引き込みたいか、どこに光コンセントやLANポートを設置したいか、といった希望を明確に伝え、工事担当者と情報共有してもらうように依頼しましょう。連携がうまくいかないと、希望通りの配線ができない可能性があります。

新築におすすめの光回線サービス比較 

どの光回線を選べば良いか迷っている方のために、代表的な光回線サービスの特徴を比較表にまとめました。ご自身の重視するポイントと照らし合わせて、検討の参考にしてください。

サービス名

回線速度(最大)

特徴・おすすめな人

フレッツ光/光コラボ

1Gbps / 10Gbps

NTTの回線網を利用し、全国的に提供エリアが広いのが特徴。プロバイダ一体型の「光コラボ」は料金が分かりやすく、スマホセット割も豊富。安定と信頼を求める人におすすめです。

auひかり

1Gbps / 5Gbps / 10Gbps

KDDI独自の回線網を利用(一部除く)。通信速度の評判が良く、auUQ mobileユーザーならセット割でお得になります。高速通信を求めるauユーザーに最適です。

NURO

2Gbps / 10Gbps

標準プランでも下り最大2Gbpsと、他社より高速なのが最大の魅力。ソフトバンクユーザー向けのセット割もあります。とにかく速度を重視する人、オンラインゲーマーにおすすめです。

電力会社系の光回線

1Gbps / 10Gbps

 各地域の電力会社系の企業が提供する光回線(例:MEGA EGGなど)。独自の回線網で安定しており、地域密着型のサポートが期待できます。対象エリア在住で、安定性を求める人におすすめです。

※お住まいの地域で利用できるサービスは、各公式サイトでご確認ください。

新築の光回線に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、新築の光回線導入に関して、お客様からよく寄せられる質問とその回答をご紹介します。

テレビアンテナなしでテレビを見る方法は?

はい、可能です。多くの光回線事業者は、オプションサービスとして「光テレビ」を提供しています。光ファイバーケーブルを使ってテレビ放送の信号を受信するため、UHFアンテナやパラボラアンテナを設置する必要がありません。アンテナが不要なので、家の外観がすっきりする、台風などの悪天候でも映像が乱れにくいといったメリットがあります。地デジ・BS放送はもちろん、専門チャンネルが豊富なCS放送も視聴できるプランが用意されています。

光電話の同時申し込みは必要?

必ずしも必要ではありません。しかし、現在固定電話を利用しており、新居でも同じ電話番号を使い続けたい場合には、「光電話」の同時申し込みがおすすめです。光電話は、光回線を利用したIP電話サービスで、従来のNTT加入電話に比べて基本料金や通話料が安くなるケースが多いです。番号ポータビリティ制度を利用すれば、条件を満たすことで現在お使いの電話番号をそのまま引き継ぐことも可能です。

工事費用の相場はどれくらい?

新築戸建ての光回線工事費は、派遣工事が必要になるため、おおよそ20,000円~40,000円程度が相場です。ただし、これはあくまで目安であり、土日祝日に工事を依頼する場合や、特殊な工事が必要な場合には追加料金がかかることもあります。しかし、多くの事業者では「工事費実質無料キャンペーン」を実施しています。これは、工事費の分割払い相当額を毎月の利用料金から割り引くことで、実質的な負担をゼロにするものです。申し込みの際には、このようなキャンペーンの有無を必ず確認しましょう。

まとめ

新築の家で快適なインターネットライフをスムーズに始めるためには、建築計画と同時に光回線の準備を始めることが最も重要です。遅くとも入居の2~3ヶ月前には申し込みを済ませ、ハウスメーカーや工務店と連携しながら、最適な配線計画を進めましょう。

この記事で解説したポイントを参考に、ご自身の家族構成やライフスタイルに合った光回線を選ぶことが、後悔のない家づくりに繋がります。もし中国地方で新築をご検討中なら、独自の光ファイバー網で安定した高速通信を提供する『メガ・エッグ』も、ぜひ有力な選択肢としてご検討ください。快適な新居でのインターネットライフを実現しましょう。